100均の『ピンフック』で壁掛け収納を実現しよう!
まずは、壁掛け収納のメリットを理解しておきましょう。一般的に、家具や棚などで物を収納すると、床面積が必要となります。しかし、壁掛け収納であれば、床面積を取らずに収納スペースを作ることができます。特に空間が限られているアパートに住む人にとっては大きなメリットと言えます。
『ピンフック』は、壁にピンを刺して物を吊るすことができるようにするアイテムです。簡単に取り付け、取り外し可能で、壁の穴も目立たないようにする工夫がなされるなど、賃貸物件に住む人にもおすすめです。
よく使用するものがすぐに手に取れるので、生活の利便性を高めてくれます!
そもそも賃貸は壁に穴を開けてもいいの?
国土交通省が定める『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』によると、賃貸物件の壁に画鋲で穴を開ける行為は、『賃借人が通常の住まい方、使い方をしていても発生すると考えられるもの』に含まれています。
つまり、ガイドラインでは、壁に小さな穴を開けて、ポスターや小さな絵を掛けることは、「普通に暮らしている行為」と見なされ、原状回復させる必要はないということです。
画鋲で開けた小さな穴は簡単に修復可能で、退去後も残りにくいためです。
しかし、画鋲による小さな穴は許されるかもしれませんが、釘やネジを使って大きな穴を開けた場合、問題となってしまいます。
釘やネジなどで空けた大きな穴は、壁の構造を損なう可能性があり、修復が困難となります。そのため、下地ボードの張り替えが必要なほどの大きな穴を開けてしまった場合、これは原状回復義務が発生する可能性が高いでしょう。
上記の内容はあくまでも行政が出している『ガイドライン』であり法律ではありません。裁判でも「参考」にされるに過ぎないことはお忘れなく!
さらに、賃貸契約で、画鋲を壁に刺す行為が禁止されていることもあります。やはりここでも契約を結ぶ前に、契約書をよく確認し管理会社や大家に対して必要な質問をすることが大切になります。
掛ける収納に「壁にピン跡が残りにくいピンフック」
最近では賃貸で使えるフックが多く紹介されています。今回はCanDoで購入しました。
他の百均にも類似のアイテムがありますので近所にCanDoがない場合は他店で探してみてください。
こちらは画鋲程度の細い針なので遠目に見てもほとんどわかりません。
ぱっと見ではほとんどわからないです。
サイズも色々あり、耐荷重も1㎏、2㎏のものがあります。
引っ掛けるものの重さに合わせたものを購入しましょう。
具体的な取り付け方
取り出すとストッパーのようなものが付いています。
ストッパーを取り外します。(捨てて大丈夫です。)
2㎏の耐荷重のものはピンが3本ついています。
設置したい場所を決めたら、
上の部分を強く押し込みます。
最後まで押し込めれば設置完了♩
2㎏の耐荷重だからリュックも引っ掛けられました!収納が増えて感動。
近くで見るとこんな感じ。シンプルで安定感もあります。
下の写真は耐荷重1㎏のものを利用しています。
こちらのほうが引っ掛ける部分がスリムです。
耐荷重1㎏のものでもでも二つ使えばかなり安定しました。設置してから2週間以上経っていますが外れることなく安定しています。
寄るとこんな感じです。
棚に予め付いていたピンがあったのですがなぜか壁に刺さらなかったのでインスタで発見したキャン★ドゥのピンフックを急遽購入しました。
差し込む際には多少の力は必要ですが、針が細いので女性の力でも全然設置できると思います。
ぜひお近くの百均で買ってみてください(^▽^)/
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